鳩の谷の街です。
通常WHS2011は”システムドライブ(C:)に60GB それ以外をデータ用(D:)に残りを割り当てて 160GB 以上のドライブを設定しますが、たとえばSSDをインストールしたいとかのニーズがあったもっと小容量のドライブをシステムドライブとして割り当てたいケースがあるかもしれません。
今回はインストールの時にどのように設定をしていくかという点に設定して書いていきます。
今回はDataVaultを使用して無人インストールしたので他の人の参考にしてください。
DavaVaultのインストール方法はこちらを参考に。(EX490も一緒です)
まず初めに準備するもの。
①8GB以上のUSBメモリ。
②ISOイメージをUSBメモリ焼くためのツール(Windows 7 USB/DVD Download Tool)
③ブランクにしてあるドライブ。(ココ、ポイントです。(^^ゞ)
手順
①ISOイメージをUSBメモリーに焼きます
②cfg.ini というテキストファイルを作成し下記の内容を記述します。
[WinPE]
InstallSKU=SERVERHOMEPREMIUM
ConfigDisk=1
CheckReqs=0
WindowsPartitionSize=MAX
[InitialConfiguration]
AcceptEula=true
ServerName=(サーバー名)
PlainTextPassword=(管理者のパスワード)
PasswordHint=(パスワードのヒント)
Settings=All
③ ②のファイルをUSBメモリーのルートに置きます。こんな感じです。
④あとはUSBからブートして1時間くらい待ちます。(設定が間違えてなければ自動でインストールします)
もしcfg.iniを修正したい時は ”Processed=true” というのがつく場合がありますので、これを消してください。(そうしないとインストールしない)
ちなみにこんな感じになります。
80GBのHDDにインストールした場合。
2TBのHDDにインストールした場合。
一応Cドライブってこんな感じで、共有フォルダーあります。
あとはアイディアなので参考にしてみてください。一応自己責任ということで。(^_^;)
参考になれば幸いです。
補足:
テストできないので情報として書いておきます。
WindowsPartitionSize=xxxx
xxxx で指定できるのは 20480 – 102400 までの値 と最大の MAX 指定
単位はMB単位だけど指定はGB単位で設定する。
それと今回は指定しませんがUEFIベースでパーティションを指定したい場合に
WindowsPartitionId=3 という設定をする必要があるみたいです。
cfg.iniの詳細はこちらにオンラインヘルプがあります。