CodeName:VailはWindows Home Server 2011 になります。
Posted by Hatono-tani : 2011年2月4日
鳩の谷の街です。
巷では Windows 7 Home Server とか Xbox 360 Server とか言われたみたいですが。。
今日、WHS 公式Blogが更新されました。
次期WHSはずっと CodeName ”Vail”と呼ばれていましたが、
” Windows Home Server 2011 ” となります。
そしてRC版の提供が開始されます。
従来”Vail”であったダッシュボードも名前が変わっています。
Windows Server 2008 R2 SP1 近日中に出るので
WHS 2011 は初めからSP1で提供されます。
なのでパッチの面でも効果てきめんです。(MS-UPDATEが少ないのは便利です。)
以前からのむしかえしになりますが、残念なお話も少しだけ。。
DE-V2については以前アナウンスしましたが公式にサポートしなくなりました。
このため WHS 2011 ではドライブレター(D: E: ….. ) が見えることになります。
フォルダーの中身が増えた場合は別ドライブへの移動が必要になりますが、その移動コマンドが追加されました。
” Move Folder Wizard ” が新規提供されます。
当然ウィザード形式になります。
今後のトレンドになると思われる2TB超のドライブについてですが追加は可能です。
ただし、Windows のバックアップ機能の関係があり、通常の使用では2TB+αというドライブレターの割り当てになりますが、自分でパーティションを再設定を使用とすれば3TBとかの割り当ては可能だそうです。(現物をもってなくて、これは確認できていません。。。orz)
いよいよ、Vail 改め WHS 2011 も製品版にむけてのカウントダウンが始まりました。
今後は機能追加は実施される予定は無くこのRC版をブラッシュアップし製品版に移行する予定です。
是非、WHS 2011 RC版を MS-CONNECT からダウンロードしてお試しいただければと思います。m(__)m
※注意事項:今回のインストールイメージは2層イメージになります。なので、必ず DVD”±” DL メディアを使用してください。
ご指摘があり、試してみました。DLでなくても大丈夫でした。。申し訳ありません。(説明文書の誤植みたいです。すみません)
USBを使用してインストールするほうが簡単かもしれません。
PS. ローカライズ向けのRC版の提供ができるようにお願いしたいのですが、残念ながら今回は英語版の提供のみになります。力不足で申し訳ありません。m(._.)m
koh1 said
さっそく試してみます。これはだいたいどのくらいのタイミングで使用不可になるのかわかりますか?製品版がリリースされたらおわりなんですかね?
Hatono-tani said
調べてみました。
本RCの使用期限は2011/06/30まで、もしくは製品がリリースされるまでになります。
参考にしていただければ幸いです。
koh said
現在WHS2011をセットアップしていますが、上の記事でDVD-RのDLでないとダメと書いていますが、こちらではダウンしたものを片面DVD4.7GBに焼いても無事インストできました。
Hatono-tani said
大変申し訳ありません。こちらの方で再度確認しまして通常のDVD-Rで焼けることを確認しました。(NDAベータ向けの物は本当にDLでないと焼けないのですが、英語版だけは容量が少ないようでして普通に焼けました。おそらく説明文書をそのままコピペしただけかと。。。orz)
Medb said
いつも楽しく拝見させていただいております。
WHS2011からはDEが廃止になるようですが、そうなるとローカルでファイルを保存するような操作をする場合は保存先をD:\ShareFolders\Recorded TVと直接指定して保存しても問題ないということでしょうか?それともやっぱりUNC形式での指定になるのでしょうか?
録画用のServerの代替えに検討してるのですがV1でUNC形式で保存先を指定したときにちょっとトラブったことがあるので気になっています。
Hatono-tani said
結果的にDEが廃止になってしまったので、見え方としては”素”のファイルシステムになります。
なので、外部からは見るときはUNC形式ですが、内部的に見る場合はどちらでも大丈夫だと思います。
ただし、一点注意事項がありまして、共有フォルダーのドライブを移動できるので移動作業をしたときに設定のやり直しが必要になります。
参考になれば幸いです。m(__)m
umeme7171 said
こんばんは
ATOM330マザー・メモリ2GBで早速試しています。
Vailβのときは重くてマザボ・CPUの交換をしなければならないなと思いましたが、RCはずいぶん軽くなって2003ベースの時のようなレスポンスに戻りましたね。
これならこのまま使い続けられそうです。
ドライブエクステンダーが無くなったことはデメリットでもありますが、その分ずっとミラーをとり続けてHDDのアクセスが止まらないことも無いですし、2台目のHDDをシステム全体のバックアップに使えるため大容量HDDを2台での運用に関しては特に問題は感じません(個人的な感想ですが)
少なくとも共有フォルダ毎に違うドライブレターが割り当てられる仕様じゃなくなったのが一番個人的には嬉しいです。
同一HDD内にもかかわらず移動にコピーと同じだけ時間がかかってましたから。
製品版が待ち遠しいですね。
Hatono-tani said
2年前にMSの本社に行ったときに製品の担当の人とお話をさせていただいたことがあります。この時に行っていたのは低パフォーマンスPCでもVailを動かすんだと行っていました。実際に私もATOM330を使用して最初の頃からチェックしていました。DEについては賛否両論あるのですが、結局のところサポートしないことになったのはやむなしかと思ってます。(おそらくパフォーマンスに不満がでてくると思います)
DEが無くなったことによってTV録画のパフォーマンスを期待できるので、メーカさんを含めてそのような働きかけができたら良いなと思っています。どうぞ製品版になってもご利用いただければと思います。m(__)m
hal9000 said
こんばんは。
いつも貴重な情報をありがとうございます。
早速も2011RCのインストールを試みています。
が、ある程度インストが進んだ後「Please wait while the instllation continues」と出たまま
すでに数時間が経っています。。。
これって「変」なのですよね。
PC構成はDell vostro200にE8600,Mem:8GB,Disk:1Tx3を積んでいます。
何か情報をお持ちではないですか?
Hatono-tani said
お世話になります。
えーと、確かに変ですね。
わたしだったらこのように対処します。
(1)まずは電源をOFF/ONして再起動を試みる。この時USBは抜いておく。もしこの時正常に動くようでしたらそのまま進める。
(2)もし、ダメだったらDISKを1つにして再度インストールする。
(3)もし、全然だめだったらログを頼りに原因を調査する。
ログは%programdata%\Microsoft\Windows Server\Logs
の配下にあります。(サルベージしてみてみる)
参考になれば幸いです。
hal9000 said
ご意見ありがとうございます。
実は(1),(2)は既にやってみました。。。
構成PC(チップセット)の問題かもしれませんね。
PCを変えて確認して見るとともに(3)もトライしてみます。
ありがとうございました。